セキスイハイム東四国

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住まいのコラム

季節が飛ぶ「秋がない」住まいと日常の備え |2025.10.01

 近年秋がないと感じませんか?特に今年は、紅葉を見られるのでしょうか?この夏の高温で木々が枯れて色付いて見えているのかもしれませんね。
 つい先日まで半袖で過ごしていたのに、急にコートが必要になる。そんな季節の急ブレーキは私たちの身体に少なからず負担をかけています。
 急な寒暖差が招く「寒暖差疲労」。人の身体は気温差が7℃以上あると自律神経が過敏に働き、疲労や頭痛、肩こり、睡眠不調を引き起こすといわれます。さらに気温の低下で免疫力が落ちればインフルエンザやコロナ、風邪といった感染症にもかかりやすくなります。

 3つの住まいの工夫で、身体への負担を軽減しましょう。
① 断熱性を高める
窓からの冷気対策に内窓設置や断熱シートの活用。内窓設置は当初費用が掛かりますが、一度設置すればよく、夏冬のエアコンの効きが格段に良くります。光熱費削減につながるのはうれしいです。床や壁の断熱材の見直しも。梱包用の緩衝材に使われるいわゆるプチプチ「気泡干渉材」を窓に貼るのは費用を抑えることができますが、見た目の問題や、剥がれたら交換の必要があります。
② 室温のムラを防ぐ
エアコン+サーキュレーターで空気を循環。サーキュレータで家の空気を循環させ、床が冷たく、天井近くが温かいムラをなくし、適温でのエアコン使用。部屋ごとの寒暖差をなくすため、浴室暖房機や脱衣所のヒーター設置も検討しましょう。
③ 湿度管理
湿度を40~60%に保つ。鼻やのどの粘膜が乾燥するとウィルスの増殖に。加湿器や濡れタオルなどで適度な湿度を保ち乾燥を防ぐ。

 日頃のセルフケアでは、
① 衣類の重ね着でこまめに体温調整
② 温かい食事で内臓を冷やさない
③ 適度な運動と入浴で血流を促し、自立神経の乱れを整える

 気候の急変は変えられませんが、住まいの環境づくりと毎日の小さな習慣で、体調を崩すリスクを減らしましょう。季節問わずに快適に過ごせる我が家と心がけで、冬を健やかに迎えたいものです。住まいは暮らす場所から体調を守る設備へと役割を広げていきます。