セキスイハイム東四国

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住まいのコラム

新しい防災訓練 |2023.08.01

ご存じの通り9月1日は防災の日。1923年9月1日の関東大震災が発生した日です。
この日の前後を防災週間とし、各地企業や学校では防災訓練が行われています。
残念ながらイベント化され継続されているのかもしれません。

今一度、何に備え、どんな行動をすべきかを考えなくてはいけません。
災害の種類が増えているのではないでしょうか。超大型台風、線状降水帯、ゲリラ
豪雨、竜巻、雹(ひょう)、爆弾低気圧、火山噴火、異常高温、考えるだけでもこんなに
挙げられる現代の災害にどう備えていくか。

その災害の後に起こる二次災害である火災、火災旋風、津波、洪水、浸水、山林火災、火砕流、がけ崩れから家族や我が家をどう守るか。

さらには、機能障害や経済的障害の三次災害。
考えたくもないが現実的に起こるであろう、空き巣や詐欺、略奪などの犯罪行為や差別など。

まず、災害の被害を軽減するには、どんな危険があるかを考え、そのリスクをできるだけ排除しておく。
例えば飛来物。強風で我が家のモノが飛ばされたり、逆に我が家に飛んでくるモノがないか。我が家の庭の庭木、植木鉢は飛ばされないか、物置はひっくりかえらないか、近隣の古い住宅の瓦が飛んできたらネット、雨戸やシャッターで減災していく。
古い住宅や空き家があれば二次災害でのリスクは高まる。周りが災害に強い住宅である分譲地はそれだけで災害に強い地域なのである。

次に、災害後の暮らしをどう継続するか。家族と再会できるのか、連絡はつけられるのか。救助が入るまでの間のサバイバル。大事なライフラインの確保、水や食料の確保、そして電源の確保。
もし今停電が起きたら、熱中症にならずに暮らすにはどうするか?愛するペットもしかり。冷蔵庫が停止すれば、要冷蔵や要冷凍の食材は一転して食中毒の発生原因になり、生ごみになり悪臭を放つ。汚物と共に処理に困り衛生状態が一気に悪くなる。
災害ストレスで認知症、メンタルヘルス失調などや災害関連死から家族をどう守るか。

無収入時期はどのくらい続くのか、収入の不安、職場には復帰できるか。とりあえずの現金、買い物、交通手段。必要なものをどのように手に入れていくか。

このように災害時に何が起きて、どう行動したらいいかを老若男女各自が考えることが必要かもしれません。その考える力が新しい防災訓練のカタチかもしれません。