セキスイハイム東四国

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住まいのコラム

お盆とマイホーム |2025.08.15

 お盆(正式名称「盂蘭盆会」うらぼんえ)は、語源はサンスクリット語のウランバナ(逆さ吊りの苦しみを救う)と言われています。日本の伝統的な仏教行事の一つで、先祖の霊を迎えて供養する期間のことを指します。
 一般的には8月13日~16日で、地域によっては7月のところもあります。
・8月13日:迎え火を焚いてご先祖様をお迎えする
・8月14日~15日:お墓参りをしたり、家でお供えをして供養する
・8月16日:送り火を焚いてご先祖様をお送りする
 亡くなった方の霊がこの世に帰ってきて、家族と一緒に過ごす大切な時間です。

 地域によって風習が違います。東北では、精霊馬:ナスやキュウリで作る馬や牛を飾る。関西では、京都の五山送り火(大文字焼)、奈良の郡山おどり。四国では、徳島の阿波踊り。九州では、長崎の精霊流し。沖縄では、旧暦7月13日~15日に行われ、エイサー踊りで先祖の霊を慰め送り出す。
 しつらいでは、ほおずき(鬼灯)は霊を導く提灯。迎え火は、焙烙(ほうろく)におがら(麻の茎)を焚き、先祖を迎え、盆提灯は、先祖が迷わず帰って来られるように。送り火は、同じように火を焚いてお見送りします。

 あなたの大切なマイホームが見えていますか、あなたの大切な家族がひと時の帰りを待っています。
「送り火や 船に積み込む 野のあかり」 正岡子規
「蚊帳吊るして 昼寝せうもの 踊の後」 松尾芭蕉
「盆東風や 波に小舟の 漕ぎかくれ」 与謝蕪村
「迎え火を 焚きし門より 風生まれ」 高浜虚子
「お盆の灯の 中を子供が 走って行く」 種田山頭火

 あなたが居たから、私が今いるのです。 深謝合掌