セキスイハイム東四国

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住まいのコラム

大切な土地選び |2020.08.01

 住宅新築の際に土地探しから始める方は、多いのではないでしょうか。
同じ場所での建て替えは容易にできますが、土地を変更する住み替えは資金的にも負担が余計掛かり容易ではありません。同じ場所に住み続けるのではなく、子育て終了後の生活では、今の住居を売却して、交通の便の良い駅近のマンション購入や老人ホームへの入居など、時代や目的、ニーズに合わせた住まい方を検討する方もいらっしゃるかと思います。
同様に土地選びのポイントもひとそれぞれです。
文教地区、商業施設の多い地域、会社に近い、学校に近い、お祭りや自治会行事の頻度や地域住民の受け入れ度合など地域環境による選び方など様々です。
日当たりの良い南面接道、LDKへの視線を避けるプライバシー重視の北面接道、駐車場配置の容易な間口の広い敷地など、その土地が持つ特性を重視する選び方があります。
さらにはご夫婦、お子さんと選ぶ人により重視する価値感は違うことでしょう。ご主人は通勤の便利さ、奥様は近隣住民や生活利便施設、お子さんは学区や友人関係などのポイントが上位になるのではないでしょうか。
 いざ、土地が決まる段階になって検討が止まったりして、時に涙しての大激論、新築の夢が立ち消えていく。こうした時は、家族や両親などの意見の相違が大きかったりします。
誰のために何のために家を建てるのか、ご自身や家族間で、目的がずれてきたりして、本来の目的が希薄であったことに気付かされるものです。こうしたことからも、土地選びのポイントは、お互いの意見の相違を認識し、どのように意見を擦り合わせていくかを話し合うことが大事だと思います。
 まずは家族や関係者(特にご両親)の意見を「見える化」すること。相対的とか総合的にとか、何となくなど勘によるものやあいまいな表現を避けることが大事。特にご両親の側にこの手が多いもの。資金は出さないが口を出すことに閉口することもあるでしょう。孫可愛さから近くにとか、なんなら同居したらどう?など案外自分本位で軽く発言することさえあります。余計に義理のご両親なら厄介でもあり、なかなかストレートに言い返せるものではないものです。
 そこで、おススメしたいのは土地選びのポイントをたくさん書き出し、そこから各自が重要な3つを順位付けて選び、可視化していく思考整理術。これをホワイトボードや付箋(ポストイット)で行うと並び替えや選び変えが容易で、一覧集計も同時にできるので可視化しやすい。まずは自分の意見を整理することで、これが家を建てる目的の整理にもつながり、迷わず後戻りしない対策にもなり、家族の合意点を早く見出すことが可能になります。