健康や家庭医療を扱ったTV番組が多くなってきたのは、ここにも高齢化が表れているのでしょうか。実は家の中で事故が多い場所はお風呂場です。日本全国で入浴中に亡くなる方は年間約1万4千人と言われます。交通事故の年間死亡者数約1万に比べて多く、その原因の多くがヒートショックである可能性があるようです。
北側の寒い位置にお風呂場があるので、暖かい部屋から、脱衣所で裸になり血管が縮んで血圧が上がり、風呂につかることで血管が広がり血圧が下がる。まるでジェットコースターのように血圧が上がり下がりすることで、血管に負担をかけ、心筋梗塞や脳卒中につながり、入浴中に意識を失えば溺死のリスクが上がる。42度以上の温度が血栓を生じやすく危険と言われる方もいる
ので注意が必要です。サウナでの冷水風呂も危険です。