セキスイハイム東四国

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住まいのコラム

「春なのに」 |2022.04.01

「春なのに」

春なのに、ウクライナ侵攻、コロナ禍により桜をめでる気持ちが
満開で望めない。
こうした情勢の中で、資源のない日本は、エネルギーの高騰、物流、
食料や物資の高騰により経済的にとても厳しい春の訪れである。

ガソリン代の高騰で200円⁄ℓを超えるかもしれないとなると、
ガソリン車の購入には当然ブレーキがかかる。
それならば電気自動車(EV車)と考える方も多いだろう。
燃費15㎞⁄ℓの車なら1,500㎞走るのに
100ℓのガソリンが必要だから180円⁄ℓとして18,000円の出費になる。
これが電費7㎞⁄kWhの電気自動車なら、同じ1,500㎞走るのに
約214kWh必要だから、夜間電気代13円⁄kWhなら2,782円で走る。
この費用の差 
18,000円-2,782円=15,218円の節約になる。
これが1か月の走行距離なら1年では
15,218円×12か月=約18万円
さらに10年なら180万にもなる。
つまり、電気自動車とガソリン車の取得費用の差が180万円なら検討すべきである。さらに補助金があればガソリン車よりも安くなる。
あとは、その電気の金額と電源の内容になるのではないだろうか。

まず電気代について。
時間帯別契約の方は、昼に比べて夜の電気代単価が低く、帰宅後に充電するので費用も使い勝手がよい。
通勤通学で使用しない車であれば、昼間に充電するとなると時間帯別契約の昼間の電気代は夜間よりも高い設定なので、太陽光など
自家発電した電気を利用できれば節約につながる。
ガソリン代よりもはるかに節約できるが、このようにどの時間帯に、どこでどのように充電するかを考えるので計画性が必要になる。
2台3台と電気自動車が増えれば充電の順番も計画が必要だ。

次に電源の内容。
電気自動車へ充電する電気が、火力発電所からの電気となると
地球温暖化対策には逆行するので、環境貢献の電気自動車が
図らずも逆効果になってしまう。
我が家の太陽光由来の電気で充電すれば環境貢献となる。
こうしてこれからの住宅は太陽光が必須となる。
この我が家の太陽光で電気を創り、その電気で自動車が走る。
この新生活様式が一気に加速していく春になるのだと思う。

家で電気を創り、貯めて、使う、走る、そんな新しい家づくりの時代が到来したのだ。