セキスイハイム東四国

  • SNS&Blog
  • お客様相談センター
  • 入居者様へ
  • 入居者様へ
  • SNS&Blog
  • お客様相談センター
  • 入居者様へ
  • 入居者様へ

住まいのコラム

新防災基準の住まいを考える |2026.09.01

 災害は、必ずしも一つだけで起きるとは限りません。今回の熊本地震では、地震そのものに加え、酷暑日に迫る暑さの中で避難生活や復旧・復興が続いています。地震と酷暑が重なる「複合災害」です。実際、熊本市では8月3日に39.9℃を観測し、被災や避難生活による疲労、栄養不足などで熱中症のリスクが高まると注意が呼びかけられました。
 これからは、「地震に強い家」だけではなく、「一つの災害」だけを想定しない住まいを考えておきたいものです。

 例えば、地震後の大雨なら、壊れた屋根や外壁からの浸水が起こるかもしれません。台風と地震が重なれば、停電や断水、飛来物、雨漏りが同時に発生する可能性があります。さらに、避難生活では窃盗、泥棒や詐欺など犯罪への不安や、避難所での盗撮、のぞき、痴漢などの性犯罪、地域によっては野生動物・熊との遭遇にも備える必要があります。
 住まいづくりでは、耐震性に加えて、断熱・遮熱性能、停電時にも使える電源、飲料水や生活用水の確保、雨水の浸入を防ぐ屋根・外壁、窓や開口部の安全性などを総合的に考えることが大切です。暑い時期の被災を想定し、エアコンが使えない場合でも暑さをしのげる間取りや日射対策を考えておくことも重要です。

 大切なのは、「想定外」を減らすこと。地震+暑さ、地震+寒さ、地震+豪雨、地震+台風、地震+犯罪……と、二つ、三つの災害が重なったとき、わが家はどうなるのか。
 新築もリフォームも、災害を一つずつではなく「重なって起こるもの」と考えることが、これからの住まいの新しい防災基準になるのではないでしょうか。