セキスイハイム東四国

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住まいのコラム

暑さを制御する家 |2026.08.01

 今年の夏は、従来の「猛暑日」を上回る暑さを表現する「酷暑日」という言葉まで登場しました。7月から連日の酷暑が続く今、住宅に求められる性能も大きく変わり始めています。
 これまでは「冬暖かい家」が高性能住宅の象徴でした。しかし、これからは「夏をいかに快適に過ごせるか」が重要なテーマです。そのためには、高気密・高断熱に加え、日射を室内に入れない工夫が欠かせません。軒や庇、外付けブラインドやシェードで日差しを遮り、窓には遮熱性能の高いガラスを採用することで、エアコンの効きは大きく変わります。また、屋根や外壁の断熱性能を高めることも、室内温度の上昇を抑える有効な方法です。

 一方で、「気密性が高いと湿気がこもり、カビが発生しやすいのでは?」という心配を耳にします。実は、高気密住宅そのものがカビの原因ではありません。問題は換気不足と湿度管理です。現在の高性能住宅は24時間換気システムを前提に設計されており、適切に換気が行われれば湿気は排出されます。さらに、エアコンの除湿運転や全館空調、熱交換型換気システムなどを組み合わせ、室内湿度を40〜60%程度に保つことで、カビやダニの繁殖リスクを大幅に抑えることができます。

 これからの住宅は、単に断熱性能の数値を競う時代ではありません。猛暑や豪雨などの異常気象を前提に、「暑さを防ぎ、湿気をコントロールし、少ないエネルギーで快適に暮らせる家」が求められています。
 新築はもちろん、窓の断熱改修や外付け日よけの設置、断熱リフォームなどでも住まいの快適性は大きく向上します。これから家づくりを考える方は、「夏をどう過ごすか」という視点を、ぜひ住まい選びの新しい基準に加えてみてはいかがでしょうか。